一部報道の中でノンエンベロープウイルスをはじめとする感染性胃腸炎の原因ウイルスに対しては、アルコール消毒剤の効果が不十分であるとの紹介がされています。
ノンエンベロープウイルスはアルコール消毒剤が効きにくく、毎年食中毒だけでなく医療機関や学校などで食品を介さずにでも感染が広がる集団胃腸炎の原因です。
サラヤではこの社会問題を解決すべく研究開発に取り組み、高濃度エタノールのpHを酸性に変化させることで、短時間で高い効果を発揮する技術を見出しました。
ノンエンベロープウイルスにも有効な酸性アルコール手指消毒剤として薬事承認を取得し、2010年に販売を開始、2021年に改めてニュースリリースとして公開いたしましたのでご案内を申し上げます。
▼サラヤHP ニュースリリース
「ノンエンベロープウイルスに対するアルコール製剤の有効性について」
エンベロープウイルスの表的なウイルス
新型コロナウイルス、インフルエンザウイルス、ヘルペスウイルス、風疹ウイルス、B型やC型肝炎ウイルス、エイズウイルス
ノンエンベロープウイルスの代表的なウイルス
ノロウイルス、ロタウイルス、ポリオウイルス、アデノウイルス
※核酸:ウイルスゲノム ※カプシド:ウイルスゲノムを取り囲むタンパク質の殻
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