ノロウイルスは食中毒のイメージが強いかと思いますが、感染源は食品に限りません。
そのため食品を取扱う業種の方はもちろん、全ての業態で感染予防策が必要です。
ノロウイルスは例年10月頃から感染が増加し、冬場にピークを迎えます。
感染すると24~48時間の潜伏期間の後、激しい嘔吐や下痢、腹痛、発熱等を引き起こしますが、一部自覚症状がなくても感染しウイルスを排出するケースもあります。
そのため自覚症状の有無にかかわらず、正しい対策を全従業員が確実に行うことが重要です。
ノロウイルス予防の基本
手指衛生

ノロウイルス対策において重要なのが手指衛生です。
ノロウイルスは他のウイルス・細菌と比較してとても小さく、手指に付着したノロウイルスは、しわや爪と皮膚のあいだに入り込んで、正しい手洗いを行わないと除去することが難しくなります。
そこでぜひ行って頂きたいのが衛生的手洗いです。
衛生的手洗いは感染予防や食中毒予防のために、手に付着した菌(通過菌)をすべて除去することを目的とした、石けん液と手指消毒剤(アルコール)を用いた手洗いです。
石けん自体にはノロウイルスを不活化する効果はありませんが、手の汚れを落とすことにより、ウイルスを手指から洗い流しやすくする効果があります。

衛生的手洗いは食品・医療・福祉等の業務に携わる方は特に重要です。
さらに石けんと流水を用いた手洗いを2回繰り返す二度手洗いをすることでより効果が高まります。
- ・トイレのあと
- ・嘔吐物、排泄物などの処理後
- ・食品を取扱う直前

さらに手指衛生においては手荒れ対策も重要です。
手が荒れると皮ふの表面の凸凹が大きくなり、ノロウイルスの除去が難しくなってしまいます。健康な肌を維持することはノロウイルス予防にも有効です。
冬場は特に乾燥しますので、手肌にやさしい石けん液・手指消毒剤の使用や保湿を心がけましょう。
環境の清浄

ノロウイルスは環境中で長期間感染性を維持し、凍結してもほとんど不活化しないことが分かっています。
感染者は排泄物や嘔吐物からウイルスを排出するので、特にトイレの清浄が予防の要となります。
手の触れやすい箇所を中心に定期的に清掃を行い、清掃時には清掃担当者が感染しないよう、個人防護具を正しく着用しましょう。
また、ノロウイルス感染者は急な吐き気に襲われることも特徴的です。 そのためトイレ以外の場所で従業員やお客様が嘔吐した場合、誤った方法で嘔吐物を処理すると感染を広げてしまう可能性があります。
- ・使い捨ての個人防護具を着用する(ガウン・マスク・シューズカバー・手袋など)
- ・処理従事者以外の人は立ち入り禁止にする
- ・換気を行う
- ・1000ppm以上の次亜塩素酸ナトリウムを用いて処理する
- ・嘔吐物から半径2m、高さ1.6m以上を清掃する
- ・処理後は手洗い・うがいを行う
ノロウイルス対策に効果的な商品の選び方
ノロウイルス対策において重要なのはノロウイルスに効果のある薬剤を使用することです。
ウイルスはその構造からエンベロープ(脂質性の膜)のあるウイルスと無いウイルスに分けられます。
エンベロープのあるウイルスはアルコール消毒剤が効果的なのに対し、エンベロープのないウイルス(ノンエンベロープウイルス)は、アルコール消毒剤が一般的に効きにくい傾向にあります。
ノロウイルスはノンエンベロープウイルスに該当するため、対策には次亜塩素酸ナトリウムまたはノンエンベロープウイルスに有効な酸性アルコール消毒剤を使用しなければなりません。


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