季節のテーマ

2025.10.07

うがいについて

今年もインフルエンザが流行する季節が近づいてきました。厚生労働省の発表によると、今シーズンは例年よりも早い時期から感染者数が増加傾向にあるそうです。
インフルエンザの基本的な予防策としては、手洗い手指消毒うがいマスクの着用換気などが挙げられます。
今回は、その中でも「うがい」に注目して、詳しくご紹介します。

うがいの効果

のどの内側には「線毛(せんもう)」と呼ばれる細かい毛がびっしりと生えており、気道の表面は分泌された粘液で覆われています。
ウイルスなどの異物が気道に入り込んでも、これらは粘液に絡め取られ、線毛の動きによって体外へと運び出されます。しかし、この線毛の働きが低下すると異物が排出されにくくなり、気道が刺激を受けて咳が出る原因となります。
うがいは、線毛運動のようにのど本来がもつ防御機能を助けるとともに、のどの粘膜を洗い流す物理的な清浄効果もあります。

■ 具体的なうがいの効用

・のどを刺激し、粘液の分泌や血行を促す
・のどに潤いを与え、粘膜の働きが弱まるのを防ぐ
・ホコリや異物を粘液とともに上気道から洗い流す

・口腔粘膜への細菌の付着を抑え、定着しにくくする
・咳やタンを抑え、のどの痛みを和らげる
・口臭の原因となる汚れを除去し、口臭の発生を防ぐ

うがい薬を使用したうがいのメリット

うがい薬を使用すると、その殺菌作用によって口腔内やのどを清潔に保つことができます。舌や口腔内の粘膜に付着した汚れを除去し、細菌やウイルスを減らすことで、口臭や虫歯の予防にも効果的です。さらに、のど周辺の細菌やウイルスを抑えることで、感染症の予防にもつながります。


■ 毎日使えるうがい薬

サラヤのうがい薬「コロロ」シリーズは、刺激が少なく日常的に使いやすいうがい薬です。
さわやかなミント味で辛味やクセがなく、毎日快適に使用していただけるよう開発されました。
殺菌成分を配合しており、口腔内の殺菌・消毒・洗浄ができる医薬部外品です。その効果と使いやすさから、発売以来60年以上にわたり、ご家庭はもちろん、学校や官公庁などさまざまな場で広く利用されています。

効果的なうがいの方法

1.ブクブクうがいで「口臭対策」

口臭の主な原因は、口腔内で発生する硫化水素(口の汚れ由来)やメチルメルカプタン(歯周病由来)が多くを占めます。
口臭予防には歯磨きが基本ですが、うがいも効果的です。
うがい薬「コロロ」は、粘膜への刺激が少ないにもかかわらず、しっかりと殺菌・消毒でき、口臭の原因も除去します。

うがい液を口に含み、唇を閉じて頬の筋肉を動かし「ブクブク」とうがいをすることで、微細な泡が発生し、舌や口腔内粘膜を効果的にに洗浄することができます。

2.オ~うがいで「感染対策」

うがい薬を使ったうがいと、水によるうがいの2つのグループで、風邪予防の効果を比較する試験を行いました。
その結果、うがい薬を用いたうがいの方が、水によるうがいよりも感染予防に有効であることが確認されました。

上を向いて喉の奥を洗浄する「オ~」と発生するうがいで、喉周辺を効果的に洗浄することができます。

■ 効果的なうがいのタイミング例

 ・外から帰ってきたとき   ・空気が乾燥しているとき   ・食事の前後   ・休憩時間 など

オフィスにうがいできる環境を整えましょう!

うがいは、感染予防による健康管理だけでなく、従業員の活力向上を通じた生産性向上にもつながると期待できます。
さらに、口腔内の洗浄・殺菌による口臭予防や、リフレッシュ効果も期待できます。従業員全員がうがいを習慣化することで、会社全体にもメリットが広がります。