地震や近年多発・激甚化する台風などの自然災害発生の際、断水で水が使えない状況下ではウイルスなどに感染しないよう、平常時以上に少しでも清潔な環境を心がける必要があります。
自分や大切な家族の身を守るため、日頃から備える「防災」の準備がとても重要です。
2024.09.02
断水時の手指衛生とうがい
手指衛生の基本
通常時であれば流水で石けんを用いた手洗いをすることが感染症対策に効果的ですが、非常時には流水が使用できないことを想定した手指衛生の準備が必要です。
見た目に汚れがない場合はアルコール手指消毒剤を活用し、見た目に汚れがある場合はウェットティッシュ等で拭取り後、アルコール手指消毒剤を活用しましょう。
うがい
災害時、歯磨きなどがしにくい状況ですと、お口の中の細菌が増え、虫歯や歯周病の悪化だけではなく、誤嚥性肺炎の発症など全身の健康に影響を与える可能性があります。
水が出る場合はうがいや、難しい場合、口腔内を清拭するだけでもお口の中を清潔に保つことができます。
口腔内の清潔を保つことは免疫力低下を防ぎ、感染症予防にも有効です。
咳やくしゃみなど飛沫予防の徹底
もし感染症を発症して病院を受診できず、自宅や避難所で過ごさなければならない場合、周りの人への感染を防ぐためにも、使い捨ての個人防護用品が必要となります。これらの消耗品は非常時に買い占めが起きる可能性も有ります。
自宅に1セット、可能であれば非常用バッグにも数枚入れておけると安心です。
清潔ハンド&ボディケア
水が使えない時は入浴もできず、手や身体を清潔に保てないことは精神的な不安定をもたらします。非常時にはお手拭きシートや身体用のウェットシートなどを活用してなるべく身体を清潔に保ちましょう。
非常用バッグにも感染症対策品を!
いざという時、すぐに避難できるように非常用バッグをご準備されているご家庭は近年多くなっているかと思います。
そのバッグの中、感染症対策品は十分に備えられていますか?非常用バッグの中に入れて持ち運べるよう、小さいサイズの商品をそろえました。自分の身は自分で守れるよう、感染症対策品も常備しましょう!