2020年から、サラヤでは「エジプトの砂漠緑化プロジェクト」を開始しています。国土の9割以上に砂漠が広がっているエジプトで、これ以上砂漠を拡大させないため、また緑化事業によってCO2の吸収量を増やし、 世界的な気候変動を防止するために始めたプロジェクトです。持続可能な緑化をコンセプトに「Jojoble」というブランドの売上の一部を活用して実施しています。
2022.03.22
砂漠に緑を拡げ、持続可能な社会の実現に向けて
注目したのは“ホホバ”の生命力
年間を通して雨が少なく、寒暖差が厳しいエジプトの砂漠では、育つ植物は限られています。そのなかで私たちが砂漠緑化のために注目したのがホホバです。原産地が砂漠であり、過酷な環境でもたくましく生育し、
樹齢は200年にもおよぶほど長く、生命力が強い植物。しかもホホバの実から採れる油は、植物オイル15,000種の中で唯一、「液状ワックスエステル」です。
ワックスエステルは皮脂の成分の一つであることから、ホホバオイルは植物油の中で人間の皮脂に最も近い組成をしています。保湿効果や肌荒れ予防の効果などが期待でき、スキンケア製品への配合が可能です。
サステナビリティ化粧品ブランドを目指して
本プロジェクトの開始に向けて、エジプトの砂漠に自社農園(協力会社:株式会社シモンド)を設立し、砂漠緑化とホホバ研究の取り組みをはじめました。 ホホバの実から採ったオイルを使って完成した製品が、サラヤのボディケア・ヘアシリーズ「Jojoble」。 緑化の産物(ホホバ)から商品(Jojoble)を製造し、販売した利益の一部で、エジプトの砂漠にホホバの苗を植えて育てていきます。 循環型の持続可能な取り組みで、商品を購入・使うほど環境保全活動への貢献が可能です。まだ始まってから日の浅いプロジェクトですが、 お客様と一緒に持続可能な社会を目指す活動と製品づくりを行っています。
▼Jojobleシリーズの購入は
https://shop.saraya.com/shop/r/rjojoble/