テクノロジー

2023.01.16

「ラクトフェリン」は美肌効果のある整肌成分

多彩な生理機能を秘めている可能性

羊水や初乳、血や涙などに含まれている成分「ラクトフェリン」。 名前はラクト=ミルク、フェリン=鉄に由来し、1939年に発見されました。 自然界での最高濃度は初乳に含まれている量の0.5~1%程度。 命を育むのに欠かせない場所に存在しているため、免疫や神経、代謝などに働きかける有用な生理機能があると考えられています。 しかし現在までに判明している機能は10分の1か2ほどといわれており、全容の解明はまだされていません。 特に皮ふに与える効果の研究は、世界的に希少で、未知の部分が多い状況です。

濃度0.5%の「ラクトフェリン」は傷ついた肌を修復

SARAYAでは、まだ希少な分野である「肌に塗るラクトフェリン」の研究を進めています。 傷をつけた表皮細胞に「ラクトフェリン」濃度0.5%の溶液を塗布すると、2日後には傷が修復していること発見。 この事実を研究成果として発表したのはSARAYAが初めてでした(共同研究 星薬科大学 輪千浩史教授)。 この他にも目尻のシワの深さが改善した実験結果や、塗布することで美肌成分である 「コラーゲン」「ヒアルロン酸」「エラスチン」などの産生量がアップしたという実験結果もあります。 すぐれた美容成分としての知られざる効果を次々と発見し、基礎化粧品への応用などにも力を注いでいます。

今後も期待される新しい美肌効果

このような「ラクトフェリン」の研究から、SARAYAでは多彩な機能を持つ「ラクトフェリン」は、スキンケア効果にもすぐれていると確信しています。 SARAYA内に設立したラクトフェリンの専門の研究所では、抗炎症や抗酸化などをはじめ、肌への有用な効果を日々探究。 「肌に塗るラクトフェリン」のパイオニアとしてのSARAYAの研究成果に今後も注目ください。

▼「ラクトフェリン」って何?
https://shop.saraya.com/shop/pg/1csc20210712/

▼SARAYAの「ラクトフェリン」の研究成果
https://lactoferrin.saraya.com/result/

▼「ラクトフェリン」研究の歴史
https://lactoferrin.saraya.com/history/