▼SARAYA Safe Motherhood Projectについて詳しくはこちら
https://lactoferrin-lab.jp/sdgs/
2023.10.10
10月11日は国際ガールズ・デー
10月11日は国際ガールズ・デー。国連が定めた記念日です。
女の子のエンパワーメント※を目的とし、世界中の女の子たちの教育を受ける権利を守り、社会的地位の向上をめざすため、2011年12月に制定されました。
自分らしく生きたい女性を応援するため、国際ガールズ・デーをきっかけに「ラクトフェリン ラボ Empower myself set」を発売いたしました。売上の一部は公益財団法人ジョイセフに寄付し、世界中の女性を支援する活動に活用させていただきます。
▼ラクトフェリン ラボ Empower myself set
https://shop.saraya.com/shop/g/g66533-01-03-01-000/
※女性が自分の人生における選択を自分の意志で選び、自分らしく生きるために必要な力、男性と対等に家庭内、社会での意思決定に参画する力をつけること。
Photo by @mumuko_artist
世界の女性を支援する、サラヤのプロジェクト
ラクトフェリン ラボシリーズは商品の売上の一部を毎年公益財団法人ジョイセフに寄付し、ウガンダでSafe Motherhood Projectを展開しています。ウガンダのがんでの死因第一位は「子宮頸がん」。同時に「10代女性の望まない妊娠率」も約28%という現状。 プロジェクトでは「検診」と、「若者たちへの正しい家族計画の知識」を現地スタッフの教育サポートのもと展開しています。
また、検査だけでなく、産後不安の多いお母さんの大切な“心”をサポート。10代で望まない妊娠出産をしたシングルマザーの若いお母さんの自立を支援するため、“スキル(技術)”を身に着ける職業訓練も現地スタッフがサポートしています。2023年夏にウガンダの現地視察を行い、対象の女性達にインタビューをしました。このプロジェクトを通じて、自分の夢をもって、自立できる女性がもっともっと増えると良いと思い、ラクトフェリン ラボは活動を支援していきます。
13歳で妊娠。自分を守る方法を若い女の子たちに伝えたい
■カフンデ・ハリエットさん(14歳)※赤ちゃんは生後1ヶ月。
→Q.妊娠し、赤ちゃんを産んだのは?
「13歳の時に妊娠して家を追い出され、叔母と住んでいる。
学校では表彰される程とても成績がよく、みんなの自慢だったけれど、妊娠してしまい学校をやめなければならなかった。
中絶しようかと思い、叔母に相談したところ、学校に戻れるように協力するし、子どもは育ててあげるから産んではどうかと言われ産むことに。」
→Q.将来の夢は?
「私は何も知らずに妊娠してしまった。その事実は変わらない。
私と同じような状況の少女たちがたくさんいる。だから私は自分の状況を隠さないでみんなに話そうと思う。
どうして妊娠したのか、どうやったら自分を守れるのか、若い女の子たちに正しい知識を伝えることをしていきたい。
そして彼女たちをempowerしたい。
そして、将来は医者になりたいと思っている。」
これからの将来、未来を力強く語ってくれたハリエットさん。
聞いているわたしたちが、とてもempowerされました。
夢は子どもが8歳になったらヘアドレッサーの仕事をすること
■コムヒンボ・リディターさん(18歳)※赤ちゃんは生後6ヶ月。
→Q.妊娠し、赤ちゃんを産んだのは?
「村のボランティアが声をかけてくれて、赤ちゃんと自分の健診のためにクリニックに来た。
妊娠に関してよく分からず、17歳(中学校1年)の時に妊娠。
同じ学校だった相手(少年)はどこかに引っ越していなくなった。
妊娠したことで親には家を追い出され、今は祖父と住んでいる。」
→Q.将来の夢は?
「赤ちゃんが大きく(8歳頃)なったら、ヘアドレッサーの仕事をすること。でも、まだ職業訓練のチャンスはない。」
若い子たちへの妊娠に関する知識(教育)が足りない&大切なんだと感じたと同時に、
子どもが大きくなったら…と話してくれた彼女の夢を叶えて欲しいと強く願いました。
現地スタッフは10代のお母さんが子育てしながら自立できるように、裁縫や料理、アクセサリーを作るスキル(技術)を身につけるトレーニングを支援しています。
この訓練を受けて夢をもち、自立できるお母さんがもっともっと増えて欲しいと思いました。
Photo by @mumuko_artist