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2025.07.28

万博を120%楽しむ!充実一日体験

国際博覧会に行ってきました

2025年の国際博覧会(万博)。未来志向の技術や文化、魅力的なパビリオンが全国から世界から訪れる今年の注目イベントに、 何をどう回って、どのくらいの時間を見れば効率よく充実した一日が過ごせるのか悩む方も多いのではないでしょうか?
今回は、筆者が6月に訪問した際の行動パターンをご紹介。実際の万博巡りのポイントや魅力を紹介します。 朝の集合から夜の退場まで、限られた時間でどのように動けば楽しみやすいのか、混雑対策や休憩の取り方、グルメ情報も踏まえて解説しますので、 これから万博へ行こうと思っている方はぜひ参考にしてください。

東ゲートからスタート

筆者が予約できたのは10時東ゲートの入場枠。早めに並んだ方がいいとのことで朝9時に最寄り駅に集合しました。持ち物検査等で入場に時間がかかるため、できるだけ早い集合がおすすめです。特に平日でも人気パビリオンは混み合うため、早めに行動開始し、待ち時間や移動時間を最小限にしましょう。荷物はなるべく軽くし、リュックやショルダーなど両手が空くタイプが便利です。
入場前30分~1時間は東ゲート前で待機しました。特に午前中の入場は混雑必至なので早めの行動が吉。また、待機中は熱中症対策や水分補給も忘れずに。
夕方は混み合うと聞いていたので元気があるうちに東ゲートすぐのお土産屋さんへ。赤と青のイメージカラーで溢れたお土産屋さんに気分も上がります。今回、「ミャクくじ」に挑戦しようとしましたが、なんと2時間待ちのため断念。パビリオンに限らず人気企画は朝イチで並ぶ必要がありそうです。

海外パビリオン巡り

海外パビリオンは文化体験だけでなく、特産品やグルメも魅力のひとつ。 海外パビリオンは場所が分散していることもあるので、事前に地図やアプリで動線を確認し、効率的に巡回することが重要です。 スクリーンや展示物、現地スタッフとの触れ合いも楽しむポイント。
最初に訪問したのは「トルコ館」。エルトゥールル号実物大模型は見ごたえたっぷり。 その後「宴パビリオン」にあるラカントのブースで買い物をし、少し早い軽食も楽しみました。 すき焼き味のフランクフルトとジンジャエールがオススメ。 「ベルギー館」は電気トラブルで入場できなかったものの、お土産ショップで有名なチョコレートを、パビリオン外のキッチンカーでワッフルを購入。 本格的な海外グルメによる味覚体験は万博の醍醐味の一つ。
続いて「チュニジア館」を訪問。ここは香油やジャスミンの美しい意匠を楽しみながら、伝統文化を五感で感じられます。 こうした香りや視覚のデザインが凝らされた空間は、混雑の疲れも癒してくれます。
その後、「コモンズB館」へ。コモンズ館は26か国合同展示。ボリュームが多いため、このパビリオンだけで丸一日楽しめちゃうようなボリュームです。
「夜の地球館」では、輪島塗を用いた金箔の地球儀が展示され、伝統工芸の妙技に触れられます。 伝統と最新技術が融合した展示は、万博ならでは。 お昼は「リングサイドマーケットプレイス東」で。 このエリアには回転の早い多彩なグルメが揃うため、休憩とエネルギーチャージにぴったり。
午後は「コモンズF館」を足掛けに「大屋根リング」を巡ってから「マレーシア館」へ。 マレーシア館では40分と聞いていた案内が実際は10分ほどで、思った以上にスムーズに入場できました。 意外な空き時間が生まれたら、周辺の他の小規模パビリオンに足を向けるのも手です。 「コモンズA館」はコモンズ館で最大の合同展示エリア。 思わず見入ってしまう展示の多さですが、時間配分に注意。 疲れを感じたら無理せず休憩所やカフェ、ベンチなどの利用も検討しましょう。

雨は考え方次第でプラスに

当日は日中強めの雨が降っていました。そのせいか普段よりも全体的に一日を通して来場者が少なかったそうです。 夕方になって小降りになった為、普段は少し人が減り始める18時頃が混雑のピークに。 雨の強い日は傘やポンチョ水濡れ対策が必要ですが、普段より少し人が少ないので当日入場日のねらい目かもしれませんね。

日暮れ以降のオススメ観覧

天候がどうであれ、日が暮れると少しずつ人は減り始めます。 19時を回ってからは、一部長時間並ばないといけないパビリオンも、列が減ってきて、短い待ち時間で観覧できることも。 筆者はどうしても「エジプト館」へ行きたかったので20時頃に列に並びました。 日中一時間以上の待ち時間だったのに15分ほどで入場することができました。 体力と予定に余裕があれば夜の寄り道も楽しみになります。

まとめ:万博一日の足取りとポイント

•早めの集合と入場待機で混雑回避
どうしても行きたい人気パビリオンは朝イチで。
•事前予約パビリオンは計画的に
行列を避けたい場合は予約必須。特に飲食系や当日受付のみの体験は混みやすいので計画的に。
•移動は効率重視&ゆったり休憩も忘れずに
この日は一日で約2万3千歩も歩いていました。敷地が広大なので歩き疲れ対策、熱中症対策は万全に。空いた時間はグルメ、土産物店を活用。
•人気企画は待ち時間を見極めて優先順位付け
2時間待ち超は諦める柔軟性も大事。
•日没後も見どころあり。夜間訪問も検討しよう
光の演出など昼間とは違う魅力が楽しめる場所も。

あなたの万博も最高の1日に!

万博は世界の文化や未来の技術に触れられる貴重な体験。 今回のスケジュール例はあくまで一例ですが、このように計画的に回ることで、見逃しや疲労を減らしながら、多彩な魅力を満喫できます。 ぜひ参考にして、あなたの万博訪問を充実したものにしてください。
さあ、未来へつながる万博の扉を開きましょう!