地球にやさしく、サイエンスとエビデンスをベースにした商品を開発・販売しているサラヤにとって、 成分の効果効能などを研究することは企業活動のなかで重要な要素です。 今回は世界も注目する次世代の美容成分を研究し続けている、 ラクトフェリン研究所を紹介いたします。
2024.10.15
ラクトフェリンの研究に特化したサラヤ社内の専門研究機関
感染予防の医薬品メーカーであるサラヤは、社内にさまざまな研究機関があります。 ラクトフェリン研究所もそのひとつ。 ラクトフェリンの肌に塗った美容効果を解明・追求するために、 社内から各分野の専門研究員を集めて設立しました。 2006年にラクトフェリンが感染予防に効果があると発見したことがはじまりとなり、 それから約20年にわたって、ラクトフェリンを専門的に研究し続けています。
ラクトフェリンのスキンケア効果を現在進行で発見中
ほ乳類だけが持つ特別なたんぱく質であるラクトフェリン。 実はその効果のうち、判明しているのはまだ10分の1程度だといいます。 健康にいい飲む成分としては世間で注目されつつありますが、 皮膚(肌)に与える効果の解明は、世界的に見てもまだ希少で途上の分野。 サラヤのラクトフェリン研究所では、この「肌に塗る」美容効果に着目し、長年研究を進めています。 研究でのさまざま成果は、専門の学会などを中心に世界に発信し、日々新しい美容効果の解明を進めています。
研究に基づいたエビデンス濃度を算出し、商品にラクトフェリンを配合
ラクトフェリン研究所は、成分研究だけにとどまらず、メーカーとして製品化するための取り組みも進めています。
ラクトフェリンは熱に弱く、機能が失われやすい成分。製品化すると沈殿して品質が安定しないなどということも。
何年にもわたって実験と検証を重ねた結果、ラクトフェリンの機能が生きたまま製品化する技術を確立。
さらに、美容効果を実感できると考えられる配合濃度を保ちながら、製品への配合にも成功。
今後もラクトフェリン研究所は、肌研究とそのエビデンスを通して、スキンケア商品の新たな可能性を探求し続けていきます。
▼ラクトフェリンの肌研究から生まれたスキンケア商品
ラクトフェリン ラボ
▼「飲むラクトフェリン」として健康や美容に役立つサプリメントも
ラクトフェリン ラボ ルナフローラ