嚥下補助食品の選び方

飲み込む(嚥下)機能が衰えると、口から食べたものが食道に入らず、誤って気管に入ってしまうことがあります(誤嚥)。
この誤嚥のリスクを低減するために、「とろみ調整食品」や「ゼリー食用調整食品」などの嚥下補助食品を活用しましょう。

●とろみ剤とゼリー剤のちがい

とろみ剤 飲料やミキサー食に混ぜるだけで、とろみがつく。
<特徴>
・調整が簡単。
・濃度を調整しやすい。
<弱点>
・濃度が濃いと、べたつきや粘りが気になる場合がある。
ゼリー剤
(加熱タイプ)
飲料やミキサー食に混ぜ、加熱・冷却すると、ゼリーになる。
<特徴>
・ひとかたまりになり、のど越しが良い。
・ほぼすべての飲料、食品をゼリー化できる。
<弱点>
・調整に手間がかかる。
ゼリー剤
(非加熱タイプ)
飲料に混ぜるだけで、ゼリーになる。
<特徴>
・ひとかたまりになり、のど越しが良い。
・調整が簡単。
<弱点>
・ゼリー化できる飲料に限りがある。

●セレクトチャート

とろみ剤 ゼリー剤
(加熱タイプ)
ゼリー剤
(非加熱タイプ)
とろみ名人 とろみ名人
マルチクイック
ゼリーの匠
ネオ
らくちんゼリー 水分補給の匠
とろみ名人 とろみ名人マルチクイック ゼリーの匠ネオ らくちんゼリー 水分補給の匠